うつわの取扱方法

うつわの取扱方法について

●目止めについて
陶器は磁器と比べて吸水性が高く、シミや水漏れをするものがあります。
一度目止めをすることによって、シミや水漏れを防ぐことができるため、最初にお使いいただく前に下記の方法で行うことをお勧めしております。
※作品によって目止めの必要のないものもございます。
お買い上げの際に必ずご確認ください。

1.うつわをさっと洗いよく乾燥させます。
2.うつわ全体が入る鍋を用意します。
3.鍋にうつわを入れ、全体が浸かるくらいの水と、大さじ1~2杯の片栗粉を入れて火をつけます。
(もしくはお米のとぎ汁だけでも構いません)
3.沸騰したら火を止め、冷ましてから器を取り出します。
4.うつわを洗ってから乾いた布で拭き、自然乾燥させます。

●うつわの使用後
うつわを使用した後は、なるべくすぐに洗ってください。
使用したまま時間が経つと、色移りや臭い移りの原因となります。
また、完全に乾燥するまでは食器棚等にしまうことはお避けください。
カビや臭いの発生の原因となります。

●貫入について
陶器や磁器は、釉薬(ゆうやく・うわぐすり)というガラス質の成分を含む薬を表面にかけて焼成することによって、うつわに色や質感をプラスすること以外に、水分の吸収や色素沈着を抑える効果があります。
高温で焼成することによって生地に釉薬が密着するのですが、自然冷却することによって表面にヒビが入る場合があります。
また、器に対して急激に暖かいものを入れるとヒビが入る場合があります。
そのヒビのことを貫入といいます。
物体は熱を加えると膨張し、冷やすと収縮する性質をもっています。
生地と釉薬では互いに膨張率や収縮率が異なるため、温度変化によって互いに干渉しあい、貫入が入るのです。
貫入は、割れていたり壊れていたりするわけではないため、使用上全く問題ありません。
安心してご使用くださいませ。
継続的に使用するうちに、貫入から水やお料理の色が染み込み、うつわに深い味わいをもたらします。
使ううちに貫入とシミが増えますが、もし防ぎたい場合は最初に目止めをおこなってください。